空気集熱式ソーラーシステムの施工
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空気集熱式ソーラーシステムの施工です。今回の工事では設備の部分のみを、当店で施工しました。
環境創機様HPより
システムの概略図です。
屋根で暖めた空気を床下に送って床暖房をします。

軒先から入った空気は暖められながら屋根を登って行きます。屋根の上の部分にはガラスが貼ってあってここで空気が一気に暖められます。屋根で暖まった空気は床下に送られ床を暖めます。

床下では基礎コンクリートに蓄熱されます。夕方から夜、太陽の熱がえられない時間帯でも蓄熱された熱がゆっくりと室内に放熱されます。
環境創機様HPより
夏は集熱された空気は外部に捨てられて、室内に熱気が入ってきません。
オプションの貯湯漕を付ければ、暖房シーズン以外はお湯を沸かす事が可能です。
しかしこの手のシステムは晴ればかりならよいのですが、曇りや雨の場合は代替えの暖房設備が必要になります。

屋根の白いシートは防水紙です。これは板金屋さんの仕事です。
機械が入る所に穴を開けます。
機械を取り付けています。
下から見たところです。
機械に続いてダクトを取り付けます。
ダクトに開いている穴は空気を吸うところです。
ダクトに板金の下地の為の合板を貼り付けています。
板金屋さんが屋根の下地を取り付けています。
空気漏れを起こさないように幅の広い木を打ち付けます。ダクトに貼っている黒い物はスポンジ状のゴムです。
念の為アルミテープでふさぎます。
下地は完成です。
板金屋さんが屋根を葺着終わった後、ガラスをのせます。
載せたガラスです。ガラスはブリキの上の載せるのではなくゴムを敷いてその上に載せます。
機械とダクトです。
コントロールの部分です。数字は集熱している空気の温度です。この日は大変暑い日で86℃まで上がりました。
床の暖かい空気の吹出口です。これはうちの販売している物です。
屋根の集熱部分です。


竣工して約1年後に点検の為にお伺いしました。
順調に運転していました。
お伺いした日はお天気もよく室内は大変暖かったです。
施主さんのも好評でした。
以前に施主さんもおしゃっていましたが、残念なのが、雨に日にも晴れた日の暖かさがあればいいのですが・・・・
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