鉋の使い方
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私もあまり上手な方ではないのですが、鉋の使い方を簡単に紹介します。 |
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この鉋の刃を研いで台(木の部分)を調整します。
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刃を研いでいます。
「どうやって?」と聞かれる説明しようがないのですが。
まっすぐに、左右同じようにと言うことです。
砥石が平らでないといけません。もし砥石がまっすぐで無いときは砥石同士でこすって修正します。大きくでこぼこがあるなら砂をつけたブロックで砥石をこすります。
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まず定規を削ってまっすぐにします。
鉋の台がまっすぐかどうかを見る定規です。
2本が一つになるようにできています。
ここで問題があります。
鉋の台をまっすぐか見るため定規ですが、鉋の台がまっすぐで無いとなかなかまっすぐになりません。
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定規を離して削った面どうしを合わせ、明るい方に向けます。
もし光りが漏れるようならもう一度削ります。
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定規を合わせて見ているところです。
フラッシュの光で分かりにくいのですが、右側の合わせ目で光が漏れています。
定規は左右にすらしたり、片方だけ左右逆さまにしてみます。
完全に光が見えなくなったら定規がまっすぐになったと言うことです。
金属の定規でも良さそうですが、ダメなんです。
温度なんかで狂ってしまうからです。木の定規なら反っても削ってまっすぐにすることができます。
私のようなヘボには面倒な作業です。
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これが台直しという鉋です。
これで鉋の台を削って直します。
この台直しの刃も研いでおきます。
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鉋の台を削ってまっすぐにします。
その時前で出てきた定規を使います。
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まっすぐと言いましたが、正確には違います。
鉋を逆さまにして定規をあてた時のイラストです。
ほんの少し余分に削る場所があります。
もちろんイラストみたいに極端ではありません。
定規をあててちらっと光が漏れる程度、薄い紙1枚の厚みも削れば削り過ぎです。
1.まっすぐに削りたいのであればつかせます。
通常は少しすかせます。
2.5.7.すかせます。
3.少しすかせます。
4.6.9 定規につくようにします
簡単に書きましたが、ねじれていてもいけませんし、鉋の巾の方向もまっすぐにします。
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刃を出します。写真では分かりにくいのですが、これで少し刃がでています。一目ではっきり刃がでてるのが分かるぐらい刃が出て、はじめて削れるようではダメです。
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試しの削った鉋屑です。鉋屑の写真で下側が少し薄いようです。もし刃の出が左右、同じぐらいなら、鉋の台がまだおかしいと言うことになります。
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鉋を引っ張るのはそんなに難しくありません。
写真のような狭い木(鉋の刃の巾より少し狭い)は削るのも楽です。
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説明がヘタですので分かりにくいかも知れません。
私なりに鉋の直し方を説明しました。
腕のいい方から見ると間違っている点もあるかもしれません。
その時はヘボ大工と言うことでお許しを・・・・
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