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CCFシステム床暖房
実際に施工した設備の一例です。


配管工事が完成した場面です。
配管にによって温風が床全体に行き渡るようにします。
この現場は既存建物の改造工事で、床を2重にしてその間に温風が流れます。




奥のベニアで作った仕切りはチャンバーボックスです。通常はシステムの部材を使いますが、今回は床下の関係からこちらで作りました。

下地の床下には発泡系の厚み4cmの断熱材が入っています。

チャンバーボックスの中


通常床下の通気層は10〜15cmは必要ですが、この部屋は床下の空間が少なかったため、実験的に7cmとしました。ただし配管を通すスペースが無いため配管は床下を通っています。

束は通常45cmピッチで入れますが、床板に15mmの合板を使った場合、少々ふわふわするため30cmと45cmにしました。


通常床を支える束はプラスチック製の(プラ束)を使いますが、コスト削減のため、実験的に材木とコンパネで作ってみました。

下の床で水平がでているので高さを調整する必要はありません。


壁に取り付けた桟木に部分が床になります。床下になる部分はコーキングやテープなどで気密を取ります。
コーキング材は変成シリコンです。

2番目の床を貼り、仕上げのフローリングを貼っていきます。
今回は無垢(集成)のアッシュ(タモ)のフローリングです。電気やガスの床暖房と違って極端な高温にならないので、床暖房用のフローリングで無くてもOKです。


機械を据え付ける部分です。ここから温風を吹き込みます。前の写真のチャンバーボックス部分です。

チャンバー内の青い板は断熱材のスタイロです。

床吹出口です。ここから温風を室内へ吹き出します。

床吹出口のガラリは当店で販売している物です。ZY402(巾4cm×60cm)

床吹出口ZY602(巾7.4cm×60cm)


床吹出口ZY302(巾7.4cm×30cm)


ファンコンベクターです。


ファンコンベクターを据え付けた例。
この現場ではカウンターの下に据え付けました。通常このような機械は床下に設置する場合が多いのです。あまりスマートとは言えませんが、機械のメンテナンスを考えれば床から上に設置した方がよいと思います。
CCFシステムでは床上に置くのが標準です。



左より、熱源機リモコン、温度制御盤、風量スイッチです。この現場の熱源機は暖房用のガス給湯器です。一番右は風量スイッチです。
ガス給湯器は温度制御板でEコン制御されるのでリモコンは必要ないのですが、燃焼を確認するため取り付けました。


窓の下の部分に本体、壁の部分にコントロール盤を設置しました。


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